FXのロスカットについて

株式市場においては、一日のうちの相場の変動がある程度の間に制限される値幅制限というものがあり、どんなに株価が下がっても一日に発生する損失は限定されています。

しかし、24時間取引をすることが可能なFXにおいては、この値幅制限という概念がありません。

ポジションを保有した状態で、予想に反して為替相場が大幅に変動してしまうと損失の額がどんどん拡大していき、預け入れた証拠金のほとんどを失ってしまうことも考えられるのです。

更に、場合によっては証拠金をすべて失うばかりでなく、証拠金以上の損失が発生して追加で支払いをしなくてはならなくなる危険性もありえます。

このような事態を避けるために、ほぼすべてのFX会社がロスカットという制度を設けています。

ロスカットとは、保有しているポジションまたは口座の評価損全体が一定以上の水準に達した場合、それ以上の損失の拡大を防ぐために、対象となるポジションあるいは口座すべてのポジションを強制的に決済する制度のことです。レバレッジを効かせた取引は、証拠金に対して大きな利益を期待できる半面で、自分の予想通りに相場が動かないときは逆に損失も大きくなるわけで、レバレッジを効かせれば効かせるほど、投資家の為替リスクは高くなっていきます。

スワップポイントの受け取りなどで、長期にわたってポジションを保有しようとする場合は、レバレッジを大きくしなければロスカットが行われる可能性は低くなります。


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